怖がりと怖がりの攻防戦
こんにちは❗️ミニマリストで二児の母、ユニです。
前回に引き続き、怖~い(?)話を。
今回は、現在6歳のめめが3~4歳、丁度下の子ほっぺの育休が明けた頃のお話です。
当時、赤子と幼児を世話しながら職場復帰し、私にはとにかく時間がありませんでした。人生の中で精神的にも最もキツかったかな…
夜中の12時過ぎに翌日のご飯を作ったり、明け方に煮物を煮たり風呂掃除をしたりと、何とか家事をこなしていたのです。
怖いなんて言ってられない❗️
母は強しです。
しかし。
ある夜中に、キッチンだけ電気をつけて料理をしていました。
ふと、視線を感じ、目を向けると…
暗い廊下の扉の影から、顔を半分だけ出してこちらを見つめる子供が❗️❗️❗️
まずビビるよね❗️❗️
座敷わらし❗️❓️…でなく、めめでした。
めめも、相当怖かったのでしょう。
二階の寝室から、真っ暗な中、母を探しに階段と廊下を抜けてキッチンまで来ること自体が、めめにとって、もぅ既に相当怖かった。
ようやく母を見つけたものの、本物の母親か、はたまた鬼なのか分からず(!?)、声をかけられなかったのだと思います。
ビビりすぎて声がでない私。
怖すぎて声を出せないめめ。
「…」「…」
お互い、静かに見つめ合いました。
我に返り、その日は、「まだ早いからパパと寝ていてね。」と二階に送り届けました。
その日以降、座敷わらし(?)がトラウマになり、家事の手を時々止めて耳をすまし、めめが寝室の扉を開ける音、階段から降りてくる音に、事前に気がつけるよう細心の注意をしました。
だがしかし❗️
めめは怖がりのハイブリッド。
彼女も、鬼やお化けに見つからないように降りてくることに必死なのです。
寝室を開ける音も階段を降りる音もたてることなく降りてきました。
もう忍者です。
忍者めめに何度かビビらされ、ついに怖さのあまり、
「びっくりするから黙っていないで声をかけて❗️」
と怒ってしまいました…
我ながら大人げない。
めめは、とても素直な子でした。
黙っていたらダメなんだ…と学びました。
次からは、ちゃんと声をかけてくれたのです。
その声のかけ方は、
何の音もたてずに、扉の影から突然。
「ばぁ❗️❗️❗️」
と、ジャンピング登場❗️❗️❗️
😭
ええ、私も怖がりだから分かるんです。
下まで降りてくること自体で怖さゲージが既にMAXなのに、鬼かもしれない母(!?)に話かけるという最大のミッション。
その高い高いハードルを越えるために、自分を奮い立たせて、一気に、
「ばぁ❗️❗️❗️」
なんだよね。
わかる、わかるよ。
わかるけど…
私も相当な怖がりなんだよ❗️
マジで、腰が抜けるかと思う程びっくりするんだよ❗️❗️❗️
「ちゃんと、おはようって出てこようね❗️❗️」
と、イラッとしながら、言い聞かせました。
時間は朝ではないからおはようでもなかったのですが、ビビらされなければ、もうどうでもよかったんです。
めめは、本当にいい子なんです。
その時も、素直に聞いてくれました。
おはようって言わなきゃダメなんだ…と学びました。
それからというもの。
何の音もたてずに、扉の影から突然。
「おはよう❗️❗️❗️」
といって、ジャンピング登場❗️❗️❗️
😭😭😭
サービスでニッコリ作り笑顔も♥
その、ひきつった作り笑顔をみた時、私は悟ったのです。
もう、これ以上は無理だ…
私が変わらなければ❗️❗️❗️
それからは、ほんの少しのどんな音も聞き逃さないように耳に意識を集中させ、少しでも音が聞こえた気がしたら、階段にサササッと走って行き、横を向いて顎を引き(耳を階段の上に向けると音がよりよく聞こえるため)、しばらく待機するように。
まぁ、怖いと思うから大体そら耳でしたけどね…
でも、聞こえたような気がしたんですもの。
風呂掃除なんてしてようものなら、わざわざバスシューズを脱いでまで階段に行っていました。もちろん音を聞き逃さないように、常にドアは全開で。
懐かしい…
今は、子供達が遊んでいる中に家事をできるので、夜中に家事をすることもなくなり、朝も5時に起きれば全ての家事がまわります。
めめは、ほっぺが一緒にいれば、目が覚めた時に私がいなくても怖くないことが多くなりました。
たまに、5時過ぎに階段の上から「まだ夜なのになんでいないの!?」とブチギレられる位です。
今は夜ではなく、朝まだ早いから寝ててと伝えると、寝室に戻って行ってくれます。
ずいぶん、楽になりました…
こういう時、娘が離れてちょっぴり寂しいとかいうものなんでしょうけど、全然、ぜんっぜん寂しくありません❗️
ありがとう、成長❗️❗️
おかえり、心の平穏❗️❗️❗️